エレキベースの弾き方「弦の押さえ方の基本とコツ」【初心者向けレッスン③】

初心者向けレッスン

ベースって、音をきれいに鳴らすにはどうすればいいのかな。

もちろん、右手の弾き方は重要なんだけど、弦を押さえる左手もまたかなり重要なんだ。
弦を押さえることを押弦(おうげん)っていうんだけど、正しく押弦しないと、音がちゃんと鳴らなかったり、音程がズレてしまったりするんだ。

右手も左手も忙しいなぁ。

さらに、左手の役割は押弦だけじゃないんだよ。
たくさんの技があって、それがまたおもしろいんだ。
今後、色々な技に挑戦するうえでも、基本の形をしっかりマスターしておこう!

はじめに

左手の使い方には大きく分けて2つ、ネックを握り込むスタイルと、ネックをつまむような指開きスタイルがあります(それぞれの名称は、ぼくが勝手によんでいるものです)。

曲やフレーズによって適した押さえ方があります。
両方できるようになると、もう怖いものなし!両方練習していきましょう。

それぞれのスタイルの方法を解説する前に、どちらにとっても肝心となる弦を押さえる位置についての解説をします。

押弦する位置【基本】

押弦の際に気をつけるべきポイント


弦を押さえる力は、入りすぎてもいけないですし、軽すぎてもいけません。

まずはどのくらいの強さで押さえるといいか、確認してみましょう!

左手で弦を押さえてみてください。

軽く押さえると、フレットにこすれるようなビリビリとした音になります。

そこからゆっくり、少しずつ力を加えて押し込んでみてください。
ビリビリとした音がなくなり、ドーンとしっかりした音が鳴るポイントにたどり着きます。

その強さで押弦するのがベストです。

それ以上強く押さえると今度はフレットに強くあたりすぎて音程が高くなります。
演奏の面でも、余分な力が入ると不安定な演奏になるので、ラクな力配分で押さえることを意識しましょう。

音がビビらないように。また音程を安定させるために。
押さえる位置、押さえる強さが重要なポイントなんだね。

そうだね!せっかく、右手の奏法がうまくできても、左手がダメなら音がまともに鳴らないからね。左手は重要な役割を担っているよ。
それじゃ、2つの代表的なスタイルについて解説するね。

押弦の基本【握り込みスタイル】

ベースもギターみたいにチョーキングしたりするんだね。

そうだね!左手の技を持っているだけ、演奏の幅がどんどん広がるんだ。
この握り込みスタイルは、一定のリズムを刻むときやシンプルなフレーズを弾くときに使うといいよ。

押弦の基本【指開きスタイル】

指開きスタイルで大切な感覚

ぼく手が小さいけどできるかな。

もちろん!できるできる。
ぼくも手は小さい方だから分かるけど、くり返し練習ることで、ちゃんとできるようになるよ。

でも、思い切り開いても届かなくてこの通りできない人はいると思う。
低いポジションはフレットの幅が広いからね。
その場合は、手全体を動かしながら対応すればOKだよ!

指開きスタイルの親指の位置

最初は指がつってしまいそうになったり、指の力がうまく入らなかったりします。
くり返すことで感覚が備わり、必要な筋力もついてきます。

ぜひ練習してみてください。

さいごに

今回は左手の話、弦を押さえる位置、弦を押さえる力、握り方について解説しました。
ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

それぞれ体格の違い、手の大きさの違い、ベースの違い、色々あると思います。
それぞれに弾きやすい形は違うと思いますが、まずは基本の形を参考にやってみてくださいね。

右手同様、左手も最初は痛くなりますが、これもまた皮膚が厚くなり慣れていきますからね。
がんばっていきましょう!!

それではまた今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも、最高に楽しいベースライフを過ごしていきましょう!



押弦が習得できたら、次は、ミュートすることを意識してみてください。

もしかすると下記のリンクは中級者向けの内容かもしれません。
ミュートをしなくてもある程度は形になるため、長年やっていてもミュートができていない方もおられるんですよね。
ここを意識するとしないでは大きな差につながる大切なポイントです。
もしよければ、チェックしてみてください。




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