ブッピーブッピーブッピー🎵
ベースで、ブッピーって鳴らすやり方が知りたいな!
それはスラップ奏法だね。
元々、ベースでドラムの代わりのような音を出せないかという発想から生まれた奏法と言われているんだ。
バシバシ叩いて弾いてる感じとか、はじけるようなサウンドが派手でかっこいいよね!
バンドの中で普段は支え役のベースが、グッと目立てる奏法だね。
この奏法もまた、すっごく楽しいからやってみよう!
まずは、スラップの基本をおさえよう!
サムとプルについて
スラップには主に2つの弦の揺らし方と、大きく分けて2つのタイプがあります。
まずは2つの弦の揺らし方について簡単に解説します。
サム(サムピング) 親指を弦にぶつけて音を鳴らします。 主に3弦と4弦の低い音を出すときに使うことが多いです。
プル(プリング) 人差し指、または中指で弦を引っ張って鳴らします。 引っ張った弦が指から離れ、元に位置に戻る際に、フレットにぶつかって音が鳴ります。 1弦2弦の高い音を出すときに使うことが多いです。
ブッピーの、ブッを親指で、ピーは人差し指で鳴らしているんだね!
そうだね!次は2つのタイプについて説明していくよ。
親指、振り抜きタイプ
親指、叩きつけタイプ
好きなミュージシャンが多用しているタイプから練習してみよう!
(ちなみに、これらのタイプに正式な名称がわからなくて‥。それぞれ、親指を弦に当てる際の特徴を名称にしました)
押弦する基本の場所
図のような、フレットを一つまたぎ、弦を一つまたいだ先にあるポジションとの関係が、オクターブの関係になります。
オクターブとは、例えば「ドレミファソラシド」とか「ソラシドレミファソ」ですね!
ベースの場合、指板上どこでもこの位置関係がオクターブなので、形でおぼえてください。
このように、人差し指と中指で押さえます。
人差し指で押さえた低い方をサムします。
小指で押さえた高い音をプルします。
スラップではこのオクターブを交互に鳴らすというのが基本のパターンになります。
振り抜きタイプのスラップ、やり方
サムアップのやり方
振り抜きタイプでは、親指が弦を一度通過するため、戻る際に引っ掛けてまた音を鳴らすことができます。
これをサムアップといいます。
一回の動きで二度音を鳴らせるので、早いフレーズにも対応できる奏法です。
叩きつけタイプのスラップ、やり方
スラップ一つとっても、色々な要素が詰まっているんだね!
今回紹介したのはほんの基礎的なことなんだ!たくさんのベーシストがこれら以外にも豊かな方法でスラップしているんだ!
さいごに
今回紹介したのは、ぼくなりに解釈しているスラップの基本です。
色々なベーシストが個性豊かな演奏をされているので、ぜひ色々な方の情報も参考にしてみてください。
最初は狙った弦に対して、指を正確にあてることがむずかしいと思います。
しっかり鳴らそうとして大振りになると、狙った弦にあてることがむずかしくなります。
コツは少ない動きで弦がしっかり鳴る動きを意識することです。
何度もくり返すことで、効率の良い動きができるようになります。
また、スラップもそれぞれの体やベースにあった方法があるはずですから、
鳴っている音をよく聴きながら、より自分にあった方法を探してみてくださいね。
それではこれからも、一緒にベースライフを楽しんでいきましょう!!
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