【エレキベース】良い音が出ない‥とお悩みの方へ/チェックすべき4つの原因(初心者向け)

はじめたての方へ

ベースを演奏することに大分慣れてきたよ!
でもさ、なんだか良い音が全然出ないんだよ。

「良い音」の定義は人それぞれにあるんだけど、まずは自分が良い音だと思えることってめちゃくちゃ大切だよね!

良い音を出すために、いまぼくがすべきことはなんだろうか。
おすすめの機材とか、あったら教えてほしいな。

了解!おすすめの機材ね!‥とはなりませんー!!
いい機材を揃えていくことはもちろん音の良さにつながるんだけれど、まず必要最低限の機材があれば十分だよ。
良い音を出すために、まずはここをおさえてほしい!ってポイントを解説するね。

はじめに

本ブログ「それいけ!ベーシスト」をお読みいただきありがとうございます。
このブログは、ベース歴25年、ポップスバンドのベースを担当しているぼくが、初心者を対象にベースについてのお役立ち情報を投稿しています。

今回は、ベース初心者の「音作り」について解説します。

ぼくはベースをはじめてから3年目くらいまでの頃、エフェクターやケーブルにこだわったり、ピックアップを改造したりなど、良い機材を揃えなきゃと意識していました。

もちろん、音作りにこだわるのは良いことです。
でも、自分の弾き方を大きく上達させないといけない段階から、機材にこだわることというのはまずかったと反省しています。

初心者のうちから、良い音作りの問題を機材で解決するのは、上達までの遠回りになるとぼくは考えています。

結論をお伝えすると、ベースの音作りのポイントはとにもかくにも、演奏技術とベースのメンテナンスにつきます。
演奏技術というのは、むずかしいことが弾けるとかではなく、しっかりとした音を鳴らせているかということです。

最初にも話したけれど「良い音」の定義は人それぞれにあると思うから、
この記事では、クリアで、太くて、芯のある音というのを「良い音」とするね!

良い音が出ない原因その1/指のタッチやピッキングが弱い、または強すぎる


指弾きにおいてもピック弾きにおいても、弦を揺らす力加減が弱いと、ハリのない頼りない音になり、バンドサウンドに埋もれてしまいます。
(曲の一部分で弱く弾くことはあっても、曲全体を通してそういった音を使うことはあまりおすすめしません。

右手の動きがしっかりしてくると、くっきりとした音作りが可能になります。

ベースはとにかく弦が太いです。
なので、太い弦を揺らす分、それだけ強い力を加えないといけません。

ですが、力加減が強すぎると弦が無駄に大きく揺れ、意図しない雑音が入りクリアな音にはなりません。
今お伝えしたことはイメージとしても伝わりやすいかと思いますが、力任せに弾くと、太くて芯のある音にもならないので注意してください。

弦を揺らすうえで、最適な力加減を掴んでいきましょう!

また、指弾きの場合、爪が伸びているのはNGです。
爪が当たると、カチャカチャとした余分な音が鳴ってしまいます。


良い音が出ない原因その2/押弦がおろそかになっている


左手で弦を押さえる際に、押さえる位置によって、音に大きな悪影響をあたえてしまうことがあります。これは、別の記事でも解説していますので詳しくはこちらの記事をご覧ください。

押弦がしっかりできていないと、音質も音程も曖昧になり良い音にはなりません。
これもピッキング同様、強すぎても弱くてもいけません。

良い音が出ない原因その3/ベースの調整

ピッキングも押弦もできているのにも関わらず、ビリビリといった音が混ざっていたり、音が伸びずパスンッとすぐに止まってしまったり。
こうなると、弦の高さやネックの状態といった、ベース自体の調整が必要です。
これはギター(ベース)工房や楽器屋さんで受けてくれるので、依頼してみてください。

良い音が出ない原因その4/ベースやアンプのセッティング

「まずは弾き方とベースの調整が肝心です」ということを伝えたくてこの記事を書いていますが、
良い音を出すうえで、ベースとアンプの設定にも気を配る必要があります。

ベースのボリュームですが、ぼくは指弾きやスラップの場合、リアとフロントのボリューム、ぼくはトーンも全て10にしています。

ピック弾きの場合、リアとフロントのボリュームは10で、トーンは5くらいに絞っています。

アルペジオをする際、フロントのボリュームを全て絞り、リアピックアップのみを使ったりすることもあります。

アンプのイコライザーのセッティングは、まず全て0(フラット)にします。
それで、何か物足りないな、または何か出過ぎだなと思う周波数のつまみを少しだけかえてみてください。
極端なイコライジングは、不自然な音になるため、おすすめしません。

クリアで、太くて、芯のある音という3拍子揃った良い音を目指すには、
アンプのイコライザーのセッティングを極力フラットの状態にしておくことが大切だとぼくは考えています。
アンプメーカーの音作りのコンセプトは、フラットの状態にあるはずですから。

とはいえ、アンプとベースの相性によって、また演奏する空間にも左右されるところなので、臨機応変に少しずついじって調整してみてください。

さいごに


長い記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さんのお悩みに何か少しでも役に立てていると嬉しいです。

「良い音」を出したいと思いこの記事をご覧いただいたと思いますが、
初心者のうちから「良い音が出せない」と悩めるというのは、音を評価できる耳が育っているということでもあります。

恥ずかしながら、ぼくが初心者だったときは「自分いけてるんじゃない?」と勘違いすることが多かったです。
客観的に自分のプレイや音を評価できるというのは上達するうえでとても重要な力です。
この調子でがんばってください!

これからも一緒にベースライフを楽しんでいきましょうね!
また投稿します!


良い音を奏でるには〝ミュート〟も大切なポイントとなります。
こちらの記事も参考にしてみてください。



サウンドハウス




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